たろさ

フラッドのたろさのレビュー・感想・評価

フラッド(1998年製作の映画)
2.0
豪雨で冠水した町で現金輸送車が立ち往生する。強盗団がそれを狙って襲撃をするが…。


前半はおもしろい。大雨のせいでどんどん水かさが増えていく町、いつ決壊してもおかしくないダム、主人公のトム(クリスチャン・スレイター)が強盗団とどう戦うのか。興味深い。ただ後半からは、サプライズを狙ったせいかとんちんかんな展開に。

銃の不発が多すぎる。
大洪水の中、囚人を一人残して保安官が全員その場を離れるのはおかしい。
大量の水とセット撮影でかなりお金がかかりそう。CG技術もあまりよくない時代だったのでガチで撮影するしかない。現場は大変だったのが推察される。
この映画の製作費は7,000万ドル。アメリカとカナダでの興行収入は2,000万ドル以下。
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