オムニバス形式でサクサクと話が進んでいきます!!
ご都合主義的な展開を批判する人もいましたが、私は話が早いほうがダレることがないので布教が目的なら、これで良いと思いました!!
あ、この作品は幸福の科学のプロパガンダ(宣伝)映画です!!
プロパガンダ映画だから芸術性が無いとか言うつもりはありません!!
かつて大日本帝国時代に作られた『五人の斥候兵』(日活)もプロパガンダ映画でしたが、1938年ヴェネツィア国際映画祭においてイタリア民衆文化大臣賞、キネマ旬報により1938年の日本映画ベスト・ワンに選ばれています!!
そういえば、これも日活作品でしたネ!!
閑話休題。
さて、本作は呪いを祓う(本作では「払う」と表記)女性・塩子が主人公です!!
本作上映前に呪いを拡散させる『貞子DX』の予告編を編成した劇場支配人はセンスありますネww
予告編は劇場からのラブレター!?
以下、ネタバレ!?
塩子さん、うどんが好きらしく、召喚されると、オカルト研究会の女子学生に、うどんを所望します!!
すると、『ウルトラマントリガー』の熱血パイロット役が印象的な水野直さんが出前配達に来て、オカルト研究会の女子学生が少ないであろう部費から塩子が食べるうどんの代金を支払うくだりがあります!!
この時の女子学生の「スンッ(´・ω・`)」としたションボリ演技が面白いのですが、このシーン、なんで挿入されているのか分かりませんww
塩子のモデルとなった大川隆法さんの2番目の奥さんが、うどん好きなのか!?
それとも、信者企業にうどんチェーンがあるのか!?
単に大川隆法さんが四国出身だから、うどんを推して、うどん県を応援しているのか!?
理解できないままに映画は終わりますが、終わった頃には「うどん食べたい」と思っているので、本作は「うどんが食べたくなるプロモーション映画」として大成功しているので、香川県は塩子誕生を応援しましょうww
ちなみに、私は『はなまるうどん』でプリキュアセットを頂きましたww
最後に、幸福の科学の映画を観たことがない人が気になっている情報を。
映画館に幸福の科学の信者さんも来ていますが、劇場での勧誘行為などはされません。
映画のチケットも幸福の科学の信者さんから頂いておりますが、しつこい勧誘とかも受けたことはありません。
今日、宗教は身近になった分、トラブルも多く聞いています。
かつて、宗教は皇族や貴族、そして、修行をした一部の選ばれた者だけのものでした。
その後、一向宗やイエズス会のキリスト教が貧富や身分の差なく全ての信仰者が救われると教えるようになり、爆発的に信者を増やしました。
信仰を得られた大衆は喜んで供物を供えたそうです。
結果的には一向宗による一揆や島原の乱など、多くの民衆を飲み込んだ新しい宗教勢力は歴史に名を残し、今でも多くの信者さんがいます。
現在では「困った時の神頼み」と言われるほど、神様は身近になりました。
宗教団体も沢山あり、誰もが信仰を享受できる良い時代だと思いますが、日本人に無理な献金を強いる団体もあります。
そんな団体に騙されないように映画を観て「なるほど。幸福の科学は、こんな考えなのだな」と知っておくのは、結局は自分の身を守ることになると思うので、鑑賞をするのも一興だと思いました。
追伸:大川隆法さんのカメオ出演がなかったのが残念でした;;