車の中で語り合う熟年夫婦。岸英治さんと信子さん。ふたりには一番上から下まで17歳離れた10人の子どもがいる。手作りのカレンダーに毎月書かれる子どもたちの名前。英治さんと信子さんは子ども一人ひとりと向き合う時間を作るために毎月、その子どもが生まれた日は一対一の時間をつくる。三女の種恵ちゃんはお母さんと近所のファミリーレストランへこっそりお出かけ。「お母さん、おなかがすごく空いててごはんを食べるときはね、少なくとも1口30回かめばね、少しでも満腹するんだって」無言で30回食事をかむ種恵ちゃん同様、みんなが月に一度のこの時間を大切にしている。
昭和7年。新婚の灯台守・有沢四郎と妻・きよ子は、東京湾の観音崎燈台に赴任する。その後、北海道の石狩燈台、五島列島の女島燈台と転任を重ねる間に、子供が生まれ、夫婦げんかをし、同じ灯台守と親交…
>>続きを読む生まれつき目が見えないイーちゃん。 本名 小長谷唯織(こながやいおり)さんは20年前、静岡盲学校で白い杖の使い方や点字など、視覚障がい者として生きる基本を学んでいた。 触って、なめ…
>>続きを読むアートプロジェクト「記憶のミライ」として北海道札幌市民から集められた約45時間分の北海道の地方と札幌を撮影した昔の8ミリフィルムを編集して制作された短編映画作品。北海道の夕張など炭鉱産業地…
>>続きを読む秋が深まると北陸・富山県にはシベリアから 800羽を超える白鳥たちが越冬のため飛来し、やがて春が訪れると再び海を渡りシベリアへ帰っていく。2018年の春、翼が折れて飛べなくなり、たった一羽…
>>続きを読む東京で働くひとり娘の「私」(監督・信友直子)は、広島県呉市に暮らす90代の両親を1作目完成後も撮り続けた。 2018年。父は家事全般を取り仕切れるまでになり日々奮闘しているが、母の認知症は…
>>続きを読む河野道工の歌集「道路工夫の歌」をもとに木下自身が脚本化した作品。妻、両親、息子らと質素な生活を送る道路工夫の姿を描く。
アニメイトタイムズで働く若手ライターの結花は、取材中に声優・内海賢二の存在を知る。彼に興味を持った結花は、取材企画を立ち上げて彼の声優仲間らへ取材を始める。この取材を通して彼女は、内海賢二…
>>続きを読む日本映画界のトップランナー、大林宣彦とその妻でプロデューサーの大林恭子。映画の街・成城で出会ったふたりの映画作りの歴史を、新作の制作の様子を交えて描き出す。
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