きつね

ミセス・ハリス、パリへ行くのきつねのレビュー・感想・評価

3.4
ハイブランドに興味があり、パリにも訪れたことがある自分にはとても興味深い映画でした。

鑑賞前に自分が思っていたよりハリスおばさんはものすごく強く気高い女性で、ちょっと自分と重ね合わせるのが難しく感じました。

ご都合主義なところが散見されたり、ポリコレ?を意識しすぎているのかDiorのコレクションモデルさんの人種の多様性に違和感を感じたりしました。

でもハリスおばさんがイギリスに帰国した後に起こった一連の騒動と奇跡には涙が出るほど感動しました。

第一希望のドレスを取られてしまった伏線がここで回収されるわけね、と感心もしました。

素敵な映画だけれど、好みかと言われるとちょっと違うかなと思う作品でした。
きつね

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