このレビューはネタバレを含みます
途中まで楽しんだが。。。
長く人生を見てきたミセスハリスが、本気でシャサニュ侯爵が自分に恋してると思いこむあたりの設定に無理がある。。もちろんポール・ギャリコの原作にはない。嫌というほど階級社会の現実ををミセスハリスは知っているはずだ。
ディオール社が経営を縮小、あわや社員は解雇か?という展開でミセスハリスが労働者の先頭に立つ、というあたりも無理があり違和感が。とってつけた感があった。
もっと、原作に忠実にすべきだったのでは。前半楽しく、ドレスも美しく楽しんだだけに残念。
最初に彼女が望んだ、某金持ち夫人のキャンセルしたドレスが棚ぼた式で届けられたのはよかった。