みるふぃ

ミセス・ハリス、パリへ行くのみるふぃのレビュー・感想・評価

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原作を昔から読んでたので今この時代に実写化?!と驚いた
自分の中のイメージが強くあったから映画のハリスおばさんがちょっと上品すぎるというか、チャキチャキ感が足りないふうに感じたなぁ〜 もっと最初っからお節介おばさん炸裂させても良かった気がする

ナターシャのルックスが、自分が読んでた原作版の挿絵のナターシャと瓜二つでそれはすごく良かった

一本通してみると、ハリスおばさんはうまくいかないこと・悲しいことがあった後に思わぬラッキーを手にしてる。それはミセスハリスの人徳が引き寄せる幸運なのか、それとも潔く諦めて手放した方がまた違う縁が舞い込むよ、というメッセージなのか。
あの緑のドレス、私なら燃やされても捨てられずにとっておいちゃうな…でもこれって大金への執着だよな…と思いながら見てたからミセスハリスはかっこいいと思った。もちろんだいぶショックではあるけど。

映画のハリスおばさんはすごく切り替えが早い人ではないけど、悲しみやモヤモヤを抱えつつ後ろを振り返らない生き方は私も真似していきたい。

Dior内での問題解決はあまりにもあっさりしすぎてこれでいいんかい?と思ったけど笑
おばさんの人生山あり谷ありを描いてるから時間割いて描くのはそこじゃないんやろね


ちなみに私も赤のドレスがコレクションショーのお洋服の中で一番素敵だと思いました👏🏻
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