ミシンそば

銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第三章のミシンそばのレビュー・感想・評価

3.5
一先ず、今回の三部作はこれで終了か。
神々の黄昏作戦は当然行くとして、ランテマリオ星域会戦まではいかなかったから、自分の銀英伝時間軸の進みが大分不正確なことが露見した。

のちのち(悪い意味で)重要な役割を果たすハイドリッヒ・ラング(旧アニメを踏襲する禿げ頭の老け顔。原作では童顔らしいんだが…)が初登場。
“それに呼応するようにか”、ロイエンタールにフューチャーしたネタが結構多かった印象も受けた。
前2作を使って丁寧に描写した同盟の疲弊と政治腐敗、帝国の旧体制脱却が、この3作目を以て本格的に表に出てきた様を観せつけられる。

今回も派手な艦隊戦は陽動のイゼルローン攻め以外にはないが、旧アニメとはまた趣が違ったロイエンタールVSシェーンコップの白兵戦が観られる(旧アニメでは数合の打ち合いで両名の息が上がる描写がちょっと不自然だったが、今作ではかなり長めに剣で打ち合ってる)。

鑑賞後に次回作の特報とかはなかったけど、ここから先と言ったら屈指のグロバトルと名高いバーミリオンも当然やるだろうが、やれるんだろうか?