樋口一葉の短編小説『十三夜』『大つごもり』『にごりえ』の3編をオムニバス形式で映画化。市井に生きる女性を描いた詩的で美しい今井正の最高傑作。
売春防止法の施行直前の東京。義治と蔦枝はただあてもなく歩いていた。蔦枝は「赤のついている方へ行ってみたいの」と交差点を思いつきで幾度も渡り、そして二人が辿り着いたのは洲崎にある遊郭街「洲崎…
>>続きを読む世間体と義理人情に生きる姉と金!金!金!勘定高い現代娘の妹。 男の身勝手は許されても、女の身勝手は許されないのか!キネマ旬報ベストテン第1位で、 パリ万博へ送る候補に入ったが落選した作…
>>続きを読む南千住の線路わき、温泉マークの“ことぶき旅館”の女将阿部たね(沢村貞子)は初枝(三谷幸子)という女中を使い、役所勤めの長女松子(岡田茉莉子)、大学生の竹之助(田浦正巳)、高校生の梅代(桑野…
>>続きを読むOLの君子は母・悦子と2人暮らし。父は砂金探しに出かけ、10年間も戻らず、その土地で芸者上がりのお雪と子供をもうけていた。母の兄から父を連れ戻すよう頼まれた君子は、お雪に会うため信州へ。君…
>>続きを読む芸の道に生きるも没落してゆく男。彼を支える健気な女。身分違いの恋を描くロミジュリ展開、 そして二人が辿る切ない運命。幸福と不幸が完璧に同居する終幕に大号泣。 白黒・長尺で未見の方!観ずに死…
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