いっちー

デアデビル ディレクターズ・カット版のいっちーのレビュー・感想・評価

3.1
昼は盲目の弁護士、夜は法で裁けない悪者を懲らしめるヒーローデアデビルの活躍を描いたお話。

ストーリー部分を犠牲にしテンポ重視にした劇場版とストーリー重視にし話がまとまってる代わりにテンポが悪くなってしまったDC版とがあり、DC版を観させて頂きました。

劇場版は10数年前に観たっきりなのでどこがどう違うなんて解りませんが、あらゆる事件を引き起こしている犯人の黒幕にたどり着くまでを非常に丁寧に描かれていてお話はよく理解出来ました。

ただ上記に書いている通りやっぱりテンポが悪い。
今作のヴィランや悪の親玉との決戦までの道のりが長く、売りであるアクションもそこまで多くない上に暗くてよく見えないしで途中で飽きちゃいました。
ドラマ版はその辺うまい事やってたと思うんですけどね。
というかストーリーをしっかりまとめて且つテンポの良い物をDC版として出さんかいと思いました。

文句ばかりになってしまいましたが今作のヴィラン、周囲にあるものを武器にし必ず命中させる能力を持った「ブルズアイ(大当たり)」。
スキンヘッドで額になぜか的のタトゥーを入れ、クリップのような物を口の中でレロレロしてるイカれ野郎をコリン・ファレルが生き生きと演じていて彼のサイコっぷりは観てて楽しかったです。
いっちー

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