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デアデビル ディレクターズ・カット版のSayGoのレビュー・感想・評価

2.7
デップ3のための予習のために鑑賞。
デアデビルシリーズは全く見てこなかったものだったので初めての鑑賞だったが、
2000年代初頭らしい作りの映画だった。

少年期のビギニングストーリーはなかなか面白いパートだったが、その後はなかなか本筋の見えずらいオムニバスのような作りなので、クライマックスがかなり大急ぎな畳み掛け。

まさか残り20分を切ったところでキングピンまで行くとは思わなかった!

それもあって、ヴィランとのドラマもキャラクターもそこまで深掘りされないのでアクションもさほど面白くはなかった。

デアデビルの能力に関してはアクションシーンというより、ヒロインとのロマンスの中で映えている印象で、雨で相手の顔を知る、匂いで相手を探すというものはなかなかにロマンチック。
そして、それらがクライマックスのアクションの伏線的なものにもなっているので一応には気を使った脚本かなと。

ただ、少しスケールもミニマムな物語なのと、CGがマトリックス自体なためにちょっと古さは拭えなかった
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