予備知識ほぼゼロで、配信でたまたま視聴。
光線（の違い）をかなり意識した撮影だと思うけれど、じゃっかん策を弄しすぎ(過剰にルックを変えすぎ)な気もした。さすがにカラーグレーディンで手を抜いたとかいうことではないだろうけど。主人公の金髪の映し方なども悪くはないのだけど狙い過ぎというか、これ見よがしな感が強かった。
主人公の10歳という設定にも違和感はあるのだが（劇中でも早熟な少年として描かれてはいる）、そこについてはまあ、こういう少年もいるのかもしれない。
作家性を感じさせる作品ではあって、今時のクィアだったりヤングケアラーだったりを塗してあるのだが、それらの用い方が中途半端僕に思え、僕にはあまり合わなかった。
