揺れるときのろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

今よくあるようなのかなと想像してたのとは違ってもっと良かった。
パパのタバコ巻いてあげるジョニー、袋抱えた引っ越しから始まる新しい場所での暮らし。子どもへの愛情はあっても、生きてくの大変だし、生きたいように生きるママ。妹の世話も子どもに任せて寝てる。お兄もお兄だし、地域の子どもたちのリアルも。ジョニーはやり返したくないのも、ママにはわからない。
公立学校での詩の授業はかなり難しいけどいい授業。賢くて感受性豊かなジョニーには響く。彼の本来持ってる傾向と相まって、先生に恋心抱いていく辺りも自然に描かれてた。服脱ぐのは要らないな、彼女は教育者じゃないしわかってないから、先生はクビ怖がらずにちゃんと話して教えてあげないと、とは思う。これからも危ないよ。子どもたちの演技が自然で変なドラマ化がないのはいい。
美しくて繊細なショットがたくさん。希望の持てるラストもいい。