冒頭はいい感じだったけど…。
とにかく150分は長すぎる。
のん演じるたまえの過去や心情がわかる描写がほぼないので、主人公なのにどういう人物か分からなくて感情移入できないし(現世に帰りたくないくらい辛い思いしたはずなのに何であんなに明るいキャラなの?)、逆にメインと関係ないシーンは多いしダラダラ長いので集中が切れる。
部分的に見れば良いシーンもあったので構成さえ間違えなければもっといい作品になった
気がしてもったいない。とにかく何でも詰め込みすぎてて余韻がない。昔ながらの日本映画の悪いところが出てる。
後半の感動させたいシーンも台詞や演出に違和感があり冷めてしまった。そこで素直に感動できるのか違和感を感じるのかで、この映画の評価が分かれそう。
あと、CGやカメオ出演は本当にいらなかった。特に高橋ジョージは悪目立ちしすぎて一気に冷めた。