軽くネタバレしてるかも……
このジャケットはどうやらただのスチールっぽいね。イメージというか。こんなシーンはなかったです。それで、これももしかしたら、と思って調べたらやっぱり新人監督さんでした。短編を何本か経て今作が長編デビューらしいです。
なんでそう思ったかというと、たどたどしさとか、拙さがチラチラ見え隠れするんですよね。あるいは、何かの焼き直しとか、何かと何かを足したり捏ねたりしてこしらえたような感じもするし、ところどころ既視感もありました。だから途中である程度先が読めてしまうと思います。私はこの主人公の母親と夫はすでに存在していないんじゃないかなと思いながら観てましたね〜。でも、母親はあってたけど夫はちゃんと存在していて読みはハズレちゃいました😅
精神疾患ネタだろうな、というのもあっさり正解しちゃいましたね。だから、こういうネタは新人監督が手を出しちゃいけないヤツだと思うんですよ（また偉そーにしてしまった😞）どうしてもやるなら、せめて脚本はベテランに任せるとかした方が良かったんじゃないですかね。
見せ場は幻想、または幻覚とか幻聴で経験してしまう主人公の行動を映像で見せて行って、これは一体どういうことなの？ っていうミステリー、サスペンス、スリラー、とてんこ盛り演出していくんですけど、部分的にホラータッチも混ざったりしてるんですよね。そのホラーはちょっとやり過ぎだと思いましたね。サスペンスを描くのに安易にホラータッチを混ぜないで主人公を不安にさせる方法をもっと脚本で考えるべきだったんじゃないかなあ、って思いました。
とはいえ、韓国の新人監督さんは応援したいです。私小説的なものではなく、一生けんめいエンタメ作ろうとしているのは好感持てます。今後に期待です🤗
