前作に引き続き視聴。前作の国岡密着ドキュメンタリーから打って変わって、国岡が引率者としてクセ強集団を相手に奮闘するというギャグ色強めの合宿編。
ドライなんだけどウェットな雰囲気なのがめちゃくちゃ良かった。なんかめちゃくちゃ「しっくりきた」。
というかこれ、現代日本で繰り広げられる『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』なんじゃないか？
林間学校を経験出来なかったはみ出し者集団が林間学校をやり直すというテイストなのも凄く良い。
なんというか、実のところ禊映画というかキャンプファイヤーで過去だの本だのを燃やすのがこの映画のミソだと思う。
まあ相手がなめてると言っても流石に健闘し過ぎなんじゃないのかとか正直思いはするのだが。
騙されてることに気づくシーンも、流石にこんな急に簡単に気づくか？とか思ったり。でもこういう何かにふと気づく瞬間って意外とすぐ簡単に訪れたりするもので、身に覚えもあるのでむしろそう実感してから凄く感情が乗った。栗田社長殺る件もその後のはみ出し者集団が死線を超えながら気持ちがまとまるのも気持ち良かったし。
敵が総じて救えないクズなのもあって殺しのシーンでしっかりアドレナリン出るのも本当に良かった。
味方チンピラの真中もインストラクター（笑）として苦労している姿や教え子を守りに強敵相手に奮起するシーンでかなり愛着が湧いた。
サブカメラマンの大坂健太（役名）がやたらと大卒アピールしてるのが嫌な大卒感がめっちゃ出てて凄く面白いのだが、調べてみると演者の大坂健太さん、京大の出なんだね、多分役者さんはこんな大卒アピール絶対にしないんだろうしされても誰も何も言えない笑知らんけど
