村社会の裏の顔。腐敗からの脱出。
犯罪者の子として村八分にあってきた主人公が、都会から戻ってきた幼馴染によって救われていくが、栄華は長くは続かず、次々と事件が巻き起こっていく。
目をつぶりたくなる社会、実際にどこかの村でもこんな風になっているかもしれない。
藤木道人監督らしい裏社会と暗い雰囲気を全面に出しながら、人間の生きる喜びと苦しみを描いている。
横浜流星の目の輝きの変化に注目。これからもどんどん伸びそうな役者さんだ。
黒木華さん含め、多数の実力派役者さんたちが熱演を魅せている。演技を見ても楽しめる。中村獅童さんの複雑な気持ちの表現も素晴らしかった！
『MOTHER マザー』で注目を浴びた奥平大兼くん、やっぱり彼も本物だ。
最後は救いがあった、のかな？
見応えありました。
