ボギーパパ

ダークグラスのボギーパパのレビュー・感想・評価

ダークグラス(2021年製作の映画)
2.5
劇場2023-28 DENKIKAN

「決して一人では見ないでください」でお馴染み、イタリアの巨匠ダリオ・アルジェント監督・脚本作品。

冒頭、金環日食を「ダークグラス」でみる人々。そのバックにはいかにも、、、といった不穏感募らせる電子楽器によるBGM。
車を運転する主人公の女性ディアナは「赤」を纏う。まるで血のような赤が印象的。これから起こる惨劇を予感させるかのような色、、、

そんな予感はすぐに現実となる。コールガールばかりを狙うシリアルキラーの登場。手口も残忍。先ほどの「赤」が喉笛から溢れ出す。その魔の手はディアナにも、、、

と、この辺までは感じている黴臭さも、ブルーチーズのような旨味の一部かと思うこともできていたのだが、、、
中盤から終盤にかけて一気にグダグダになる。葦の原に入った時なんて、もうどうしようかと思っちゃった、、、
設定も良かったんだけどなぁ、、、

イタリアには「昭和」はないだろうけど、極めて「昭和」的なサスペンス・スリラー!

そしてイタリアには多分ないだろうけど
「午後ロー」がよく似合う作品、

巨匠ダリオ・アルジェントらしい作品といえば、らしい作品か、、、そういえばサスペリアもあまり好きな作品ではなかった(^^)

それとも、、、
残念!
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