最高でした！
素晴らしかった！
映像全体のトーンやカット、音楽も非常にカッコよく楽しめたし、オープニングから異常にかっこいい。。。
何より、あの年代のジャンル映画を現代にそのまま持ってきている事と、その今日性のハマりの良さに感動。
僕の大好きなウェス・クレイヴン作品を見てるかのようなマイノリティの人々に対する優しい視点や寄り添いは、とても気持ちがいい。
監督が現代に抱いたであろう(昔からずーっと続いてますが)セックスワーカーや移民、アジア系に対するヘイトクライムへの怒りをとても感じましたし、まさにコロナ禍でそれらがブーストされている今見て考えるべき事だなぁと思いました。
マイノリティや貧困層や若年層を主な客層としてきたジャンル映画ならではの「人種問題や社会問題を、アカデミー賞よろしくなお涙頂戴ドラマにせず、あくまでジャンル映画の様式美の中でのエンタメでやる」その技術と頭の良さ(細かい設定や演出など)に、本当に尊敬の念が湧き起こるし、それこそが本当の娯楽であると言いたいです。
ダリオ・アルジェント素人なので、過去どういう作品を撮ってたかは知りませんが、あの時代のジャンル映画の監督はみんなそうなんだな！と興奮し嬉しくなりました。
(レビュー後、サスペリアを見たら全くそんな事なくて、盲導犬が飼い主を食い殺してて爆笑しました)
しかし、今作はワンちゃん愛も感じました！
ワンちゃん登場シーンにガッツポーズ！
