ナオミ・ワッツとクライブ・オーエンの
2大キャスト。
武器を世界に売りさばき戦争を支援することで
私腹を肥やす巨大銀行の悪事を暴く検事と
インターポールの物語。
唐突に始まる展開も、結構いいし。
このタイプの映画・・・長いのが多い気
がするが、かなりそぎ落とされているけど
わかりやすい。
ナオミ・ワッツの体当たり感や
追ってきた暗殺者を味方にして
暗殺者を抹消しようとする多勢と
戦うシーンなど、要所に見ごたえある
シーンが多い。
ネットフリックスでみたのだけど
犯人の特徴を指摘する空港のシーンが、
おすすめ画像で出ていて、あーここ、
結構肝なのに・・・と思ってしまって
観ていて、少し残念だった。
ただ、クライブ・オーエンのごつい感じが
最後まで続いて、お色気もなく、スッキリする。
もちろん、この物語の性質上、ラストは、
モヤモヤする社会問題的な着地点(トカゲのしっぽ)で
あるのだけど、紙一重なイタリア気質のの世界観も
ヒリヒリして、面白かったな。