東京の宿の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 7ページ目

『東京の宿』に投稿された感想・評価

shun

shunの感想・評価

2.0
ショットや演技に小津みはあってもシナリオが普通すぎちゃなあ。これも突貫小僧登場作品。
koocky

koockyの感想・評価

3.8

嫁に逃げられた酒飲みで甲斐性なしの父親が子供二人を連れて職を求め彷徨うのだが、同じ境遇の母娘と出会うことで父親の心理的なベクトルが変化する。
そうこうするうちに旧知の女性と偶然にも再会し、幸いなこと…

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ちゃん、優しくて格好良い。
でもそれはダメだよ父ちゃーん。

「犬はメシだ」という言い回しが面白い。
「犬=メシ」で犬を食うという訳ではなく、
「犬=金に換えられる=メシ」という時代。
犬は帽子じゃ…

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ちろる

ちろるの感想・評価

3.7

まさしく「自転車泥棒」を思い起こさずにはいられないネオリアリズム作品。
行き場のない切なさが観た後も心に残ってしまい、随分と落ち込んでしまった。
少年たちの母親は一体どこへいってしまったのだろうか。…

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どんなに貧しくても、大人は子供を守ってやらなきゃならない
たとえどんな手段を使っても、飢えから救ってやらなきゃならない

終戦の10年前、すでに日本には「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」ながら、なん…

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坂本武が喜八というキャラクターを演じる「喜八もの」の3作目(同一人物ではないらしい)。
起承転結(序破急?)の構成になっていて、ストーリーが意外な展開をするのが面白かった。今見ると、短くて少し物足り…

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黒背景に「めし」の二文字がポツンと浮かび上がる字幕、滑稽だが哀しい。次のシーンで兄弟がめしにありつけていたときの感動。
サイレント期の小津だとこれか「浮草物語」だな。

この映画の岡田嘉子は大学時代の先輩に似ている。思い返すとやっぱ美人だったなあ。
映画男

映画男の感想・評価

3.0
戦後のイタリア映画みたいな
めちゃめちゃ貧乏で貧しい映画です。
食い物がないから親子で「エアー食事」をしてるシーン。微笑ましいけど辛くて泣ける。
喜八物。貧乏でも陽気でひょうきんだった喜八という男がこの作品では人生に疲れきってるのが見ていて辛い...酒好き女好きな所だけは変わらず笑

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