東京の宿に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「東京の宿」に投稿された感想・評価

喜八もの最終作。『チャンプ』やチャップリンを断片的に想起させるものがあるが、とにかくサイレント時代の小津は多感。
食い詰めた親子の描写や犯罪といった要素は戦後作品には登場しないし、何度も働き口を断ら…

>>続きを読む
twigy

twigyの感想・評価

3.7
小津安二郎の最後のサイレント作品で、坂本武演じる喜八を主人公とした「喜八シリーズ」の最終作。
喜八シリーズは未観で、これが初。
話は分かりやすく観やすかった。
喜八シリーズでは最もしみったれた喜八だったな〜特に前半。

最後の方はかなり切ない。でもやはり自分の子供達のことを最優先で考えて欲しかったと思う。


2023-49
Jan-49
るい

るいの感想・評価

3.8

さて、小津監督の喜八シリーズもこれが最後
3作目でございます
妻と別れて、職も失い、二人の息子を連れて職を探して彷徨い歩く男、喜八
とにかく前2作と比べて、最初から、もの悲しすぎる🥲
しかも今回は倍…

>>続きを読む
さかな

さかなの感想・評価

3.5
初サイレント。
原っぱで子供がパントマイムでお酌してあげるシーン、すごい。
岡田嘉子の人生波瀾万丈すぎてびっくり。
荒涼、貧困の中に人情あり
真逆の現代が失われたものが描かれていた
ネット

ネットの感想・評価

3.5

くたびれた岡田嘉子が魅力的。かわいいとも美人とも違う気がする。風に揺れる触覚(?)と力無い笑顔が絶望を際立たせる。
だだっ広い荒れた道の背景にそびえ立つ工場たちのつるんとした禍々しさ。あの円柱形のド…

>>続きを読む
原っぱに体育座りしていることの反復によって語りが省略される面白おかしさ。
サウンド版

子役の天才!――戦前・戦後の日本映画を支えた名子役たち@神保町
木木

木木の感想・評価

3.5
戦前の小津暗い。『自由を我等に』みたいな冒頭シーン。クレールから影響されているのが顕著にわかる

あなたにおすすめの記事