たむランボー怒りの脱出

東京の宿のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

東京の宿(1935年製作の映画)
3.5
土橋式トーキー。青木富夫と末松孝行の兄弟。末松の美少年具合は何なんだろう。
岡田嘉子の娘役、小嶋和子が安宿で青木・末松兄弟に向かってアカンベーをするカットが何か良い。観客に向かってアカンベーをしていて、何か映画がこちらに働きかけてきているという感じが強くした。
坂本武と飯田蝶子のラストのやり取りはどうも中間字幕が多いし冗長に感じられ、無駄なしみったれ感が目立ってしまってダメだった。坂本が職を得るまでは良いんだが…。(撮影の茂原英雄と飯田蝶子が結婚してることを今日知った)