東京の宿に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『東京の宿』に投稿された感想・評価

希望

希望の感想・評価

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無機物のショットはそれに意味をもたらせようとする行為なのかもしれない

気の毒な日々を親子3人もしくは5人で"明日はきっと大丈夫だよ''とずっと乗り切ってて欲しい、原っぱでのやもめの希望はこれまた利他的。
お金に困って貧乏でも、心に迷わず豊かさを。

洗濯物の干し方、岡…

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kinog

kinogの感想・評価

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原節子のデビュー作「ためらふ勿れ若人よ」で共演(主演)した俳優がシベリア抑留の末、女優 岡田嘉子と結婚した瀧口新太郎ということを最近読んだ本で知った。調べたらWikiにも書かれていたので、日本映画フ…

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けん

けんの感想・評価

3.8

サイレント映画ではありますが、浮草物語同様、素晴らしいクオリティですね! 

「明日はきっと大丈夫」と職のない父を励ます子供達の姿は切なくなります😂
厳しい時代だからということもありますが前向きなで…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.0

小津安二郎監督が1935年当時の世相を表現した映画。

セリフはサイレントで字幕表示、音響のみが聞こえる「サイレントとトーキーの中間的」な映画だった。(土橋式フォーン)

失業して妻に失踪された男(…

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この映画は人が何を持って貧乏なのかそうでないのかということがはっきりとわかる映画でした。
その基準は衣食住です。
衣:子供は裸、ずっと同じ服
後に学校に通い制服みたいな綺麗な格好になる。
食:食べる…

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ryusan

ryusanの感想・評価

3.7

名匠・小津安二郎監督のサイレント白黒時代の作品です。

やもめの喜八は今日も二人の子供を連れながら職を探して東京の街を彷徨う。
そんな時に同じ木賃宿に寝泊まりする似た境遇の女おたかに恋をする。
生活…

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hmsuga

hmsugaの感想・評価

3.4
単純な人情噺、お人好しの喜八さんに人情あるおかみさん。
世界恐慌時代を反映した作品でした。

1935年ともなると、小津作品のスタイルはほとんど確固たるものになっていると言えるし、ショットも冴え渡っているけど、これだけインタータイトルが多い作品を見ると、やっぱりどうしてサイレントに拘っていた…

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ゆべし

ゆべしの感想・評価

2.5
サイレント時代のほぼ最後なので、構図とカット割りは小津らしさが随所に見られて割と楽しめた。
弟「犬はめしだよ」
父「犬はめしぢゃねぇか!」
キャプションでこんなセリフ出たら笑ってしまう

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