伊達巻

少年たちの時代革命の伊達巻のレビュー・感想・評価

少年たちの時代革命(2021年製作の映画)
3.0
落下するぺぺ、民主主義/連帯への諦め。香港ではそれらの象徴として用いられるようになったという説明があるぺぺについての映画を昔観たことがあったこともあって、やけに目立って映し出される蛙のぬいぐるみが感慨深かった。しんちゃんについては特に深い意味はないと思うが
ほとんどの演出があまり様になっておらずこれなら30分でも長く感じて無理はないと思ってしまったが最後の最後のラストショットの強引さには少しだけ感動した。
撮ってる環境だったり演者だったりいろんな点で特別な映画なんだと思うがそれにしても面白くはないからあんまり集中して観れなかったけれど、どうしても肝心のみんなで自殺を物理的に止めにかかるって構図に親近感を持てなかったのがちょっと辛かった、やってることは正しいというか、その正しさってこの描き方で本当にいいんだろうか、俺にはよくわからない。なにはともあれ香港政治についてもっと勉強しようと思った
伊達巻

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