甘口パンダ

閉塞の甘口パンダのレビュー・感想・評価

閉塞(2021年製作の映画)
3.4
SSFF & ASIA 2020 の特別上映作品をWebで無料で鑑賞できます😊

コリン•ファースに飛びついてチョイスしたこちら。


ここからネタバレあります。




見終わった時は「❓❓❓」😅💦

希望を抱かせる終わり方、ということだけは感じられた映画という感想でした。

後から色々調べてみると、コロナ禍でのエンタメ業界の復興がテーマの映画と。

そう言われると、一気に「なるほど〜🤨✨‼️」


劇中劇として「ゴドーを待ちながら」。
不条理劇が突然始まるのが、まるでコロナのパンデミックの始まりみたいです。

“何が起きてるんだ?”
“一体どうしたんだ?”
“これからどうなるんだ?”
“どうしてこんなことに、、、”
っていう、コロナ禍での動揺や不安、寂しさが伝わってくるようでした。

「ゴドーを待ちながら」=コロナとは。
う〜ん、ニクイです〜😍。

でも、「ゴドーを待ちながら」は同じようなストーリーが二幕に渡って繰り返されるからこそ、悲劇というか絶望というか、無常感というか、とにかくやるせない気持ちを呼ぶけれど、この映画では劇中劇としてひと幕で閉じるから、最後はまるで、さぁコロナも落ち着いてきたよ、また前に進んでいこうよって言ってるみたいでした。


コロナはまだ完璧に収束したわけでじゃないけれど、それでも少しずつ、どんな業界も浮上してゆけたらいいなぁと思いました。
甘口パンダ

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