圧倒的にバーンスタインの楽曲が素晴らしい。多くのアーティストがこのミュージカルからの楽曲をカバーしているので、すぐに入っていける。私から見ると音楽にストーリーが乗っている感じ。60年残っている映画なので完成度も高い。
今日もNHKFMでゴンチチの「世界の音楽セレクション」という番組で「燃える愛の音楽」というお題で、トゥナイトが流れていた。男女の掛け合いなのでどんどん燃え上がる。
最初の場面、ニューヨークを上空から撮影した場面はサウンドオブミュージックでも同じ手法(、とロバートワイズ監督が語っていた)。1960年頃のニューヨークは既に巨体ビルが立ち並び、しつかりと整備された道路網を模様のように車列が走る絵は改めて日本映画に出てくる同年代の日本との経済力の差を感じる。
数十年前に見た時は、多分寝落ちてしまっていて、ジェッツとシャークスが指を鳴らしながら対峙する場面や最後の場面が記憶に残っていたくらい。
スピルバーグ監督作品が宣伝されていたので再鑑賞したところ。良かった。