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ウエスト・サイド物語のnitaのレビュー・感想・評価

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
3.8
スピルバーグ版を観てから、こちらを観ました。歌やダンスの素晴らしさに惹き込まれる。シンプルでストーリーも分かりやすい。こっちも観て良かった。

最後の場面。マリアの「トニーはみんなが殺したんだ」というようなセリフがあります。差別や社会の犠牲者であるような感じに受け止めます。ミュージカルとして成立した印象です。
それに比べてスピルバーグ版ははっきりと明言はないのです。だから私は、「トニーを殺したのはトニー自身」と解釈しましたが、まだ考えています。映画として心に問いかけてきます。

1960年代にこんなお洒落なワクワクするミュージカル映画があったなんて。。
新旧作を観る楽しい時間。ありがとう。
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