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ウエスト・サイド物語のaikoのレビュー・感想・評価

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
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同じ一言を言うのでも、大袈裟詐欺じゃないけど、壮大に予算と時間をかけて言った方が説得力あるというのはある。最右翼はミュージカルで、左翼は見立てだけでやるやつ。映画なんて大袈裟さを抜いたら細雪。いきなりバカと言われりゃハラスメント、2時間かけて壮大に演出されれば、やつをバカだと思うことをみんなで認められる。そのことにカタルシスがあるのが感情教育でかったるいなと思う人もいる。カタルシスのないホラーもミステリーもないように壮大なかましをしないと認められない感情がある。映画を見ること自体、大袈裟だ。それで生き延びている
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