フンドシット

ウエスト・サイド物語のフンドシットのネタバレレビュー・内容・結末

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

評価されているのはどうしてだろう。なのであります。
冒頭、喧嘩のシーンがダンスになってて争ってるけどこれはイイね!と思ってたけど終盤の決闘ではちゃんと決闘で少し残念。
この作品の疑問はマリアの心境。兄が殺されて、殺したのは一目惚れした男で、自首するという相手の意見を阻止し、あっさり意見を変えて2人で逃げようと提案するその男に同意するなんて。愛とは。
死者を除いて一番の悲劇はアニタだと思う。恋人を殺されて、殺したのは恋人の妹の恋人で、「この愛は本物よ!」と恋人の妹。恋人の妹の愛を信じて恋人を殺した犯人に恋人の妹の伝言を伝えに行くが相手の仲間に乱暴されて。そりゃウソついちゃうよ。凄く可哀想です。
終盤にマリアの「殺したのは銃弾ではなく憎しみだ」的なセリフあったけど、君らの愛に振り回された結果じゃないの?って思っちゃって主演の2人になんだかなぁ。
ダンスや音楽は凄く良かったけど、忙しくて無理のあるお話しがなんだかなぁ。でした。
僕はこれを悲劇と言いたくない。