アン子

ファンタスティック・プラネットのアン子のレビュー・感想・評価

5.0
2021年に映画館で鑑賞
そもそも、1970年代の作品が再上映され、観るたびに感動や発見があるというだけですさまじい作品だと思う
青いからだ、赤い目のドラーグに支配されたこの作品では、人間は幼稚でちっぽけな存在である。
異形 vs 人間の作品だと、立ち向かう側の人間がかしこく描かれることも多い。
この作品では、主人公たちは私たちとは違う世界の縄文人みたいで、21世紀の私たちから見れば無駄なことばかりしている。
この作品の監督らが、人間側に依拠して制作していないことにも毎度感動してしまう
ドラーグ人の見た目は不気味であり、私たちとは分かり合えない生態をしている
不気味なのに、観過ぎるとかわいくみえてくるのはSF好きのさがか
アン子

アン子