ヒデオウ

ファンタスティック・プラネットのヒデオウのレビュー・感想・評価

3.5
アマプラ配信終了ギリギリで鑑賞
諸星大次郎先生の様なキャラデザで
ジャケ写の不気味さは圧倒的じゃないか

人間のサイズがモルモットくらい
対してドラーグ人が人間くらいのサイズ
人間はペットとして飼われる世界
強者に対して弱者は完全な受身
現社会のペットに対しても皮肉に通じます

主人公のテールは野良人間の赤ん坊
ある日母と二人の所
ドラーグ人にペットとして拾われます
人間というポテンシャルで
ドラーグ人の知識を得て
飼われている環境から脱出
そして野生の人間界へ
人間は野蛮だという事で
ドラーグ人は人間一掃の選択へ
人間とドラーグ人の行く末はいかに…

不気味要素が満載の世界観
キャラデザやアニメのカクカク感
人間に対しての外敵の存在も不気味
ドラーグ人のペットへの扱い
人間一掃の毒ガス放出マシン
妙に耳に残るBGM
不安感が一貫してありますが
内容はどちらの立場で考えても
人間の傲慢さに警笛を
鳴らす作品となってます

ジャケ写のクリアファイルないかなぁ…
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