※2024/3/22までシネフィルwowowプラスyoutubeチャンネルで、無料配信中。
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前からイメージ画像が独特、かつ不気味なオーラで気になっていた。でもなかなか、観る機会がなく。
今回上に書いた期間限定配信で偶然、発見。観ることができてよかった。
以下感想。--------
youtubeコメント欄に書いてる人もいたけど、ディバが可愛く見えてくる。
化粧のおふざけシーン、ユーモラスで少し和んだ。子どものテールも時にはディバとの関わりを楽しんでたのかな?
あくまでペット扱いなのは引っかかるものの、ディバがテールを大事にしてるのは良かった。
(テール最終的に逃げたし、首輪は辛いけど。)
ティバとテールの間に愛情や友情が芽生えたのか?結局不明だけど、一緒に眠ったりして。お互い寄り添ってる感じはあったね。
途中でてくる謎の生物(植物?)が不気味だけど面白い。
有機的な表現がたくさんあって、生々しさとユーモラスさが同居。
途中でてきた籠の中のゾウ、みたいなやつ何?笑。鳥みたいな生物を、ニマニマと地面に叩きつけるのシュールで笑った。捕食するわけでもなく、普通に性格悪いじゃんね😅
現代にいる性格悪い人の風刺?
学習のカチューシャみたいな機械は便利だな〜!現実の人間界にもあれがあれば、学校に通わなくてもガリ勉しなくても、いいね。とありもしないことを考えてしまう。そんな、妙なリアルさがある。
とはいえこの器具、洗脳器具みたいで胡散臭さもあるな。そんなわけで、この器具で何かどんでん返し起こるんじゃないかと、思って見てたけど(壊れて嘘の知識が流れてるとか。)
…特にそんなことはなかった。
基本、恋愛要素とか薄めで淡々とした描写だけど。
途中カップル成立?みたいな場面がちらほら見られて。
やっぱ愛とかそういうのもテーマにしてるのかな、と。
(夜、光を纏った人たちが走るシーンや、野生の惑星でのカップルダンスシーンなど)
※関係ないけど、野生の惑星の実態は意外すぎた。ずっと斬新なのに、ここにきてまた発想が斜め上ですごい。尽きることのない創造性を感じた!
ドラーグ族の瞑想シーン。複数人同時だと人型?の形状変わりすぎて、怖。
中断したら体や頭が元に戻れなくなるのでは?と心配したけど。
ただ邪魔者が嗜められるだけで。
居眠り邪魔した的な感覚で簡単に済んでたの、拍子抜けで面白かった。
ラストの方のシーンで。
ディバとテールが最後再会したのかな?なんて思うイメージがあった。
でも実際は、そうでもないのかな。
(なんとなくこの2人再会してほしいなー、なんて思ったのでそう見えたのかな。)
最後はまるでティバみたいなドラーグ族の子どもがまた、ペット(ワニ?)を可愛がってたのが、なんとなく和んだ。
独特の世界観であり、自分の感想が少しまとまらないけれど。
手作り感あふれる、芸術的な映像美に没入することができて。贅沢な映像体験だった。
また、まるでパラレルワールドの、不思議な価値観の世界に浸ることができて新鮮で。楽しかった!