このレビューはネタバレを含みます
肌が青くて目が赤いビジュアルと怖いという噂を聞いていたので話がないような変な映画なのかと思っていたらちゃんとしたお話があり、緻密な線で書き込まれた絵本のような美しさでとても面白かった
音楽も印象的
雨が降ると波打つ地面や口笛を吹くと砕ける結晶、野生の動物や植物が想像力豊かでもっと色々みたいとおもった
檻に入った動物みたいなものがいる植物？が飛んでる動物を誘き寄せて食べずに笑いながら殺すだけなのが笑う
陰湿でお気に入り
オム族絶滅計画で出てくる掃除機みたいなものや芝刈り機みたいなもの、毒ガスタブレットや殺虫剤みたいなものなど害虫駆除で使ったことあるようなものでリアルに感じ、オム族に感情移入してたのにオム族が害虫に思えてドラーグ族側の立場で見た
オム族が人間みたいな見た目なのでドラーグ族が異質な宇宙人に思えるけど、ドラーグ族も人間みたいだ
4人のドラーグ族が横並びで瞑想している時の4人が混じり合って細胞みたいになる、ティバがオム族風に化粧してみること、光る何かを食べて体を光らせて男女の追いかけっこ、首なし像のダンス、ペットのオム族の多彩でかわいい衣装
次は何があるのか！と夢中になって見た
とにかく創造力が凄いし美術が美しくて面白かった
