toriten45

ファンタスティック・プラネットのtoriten45のレビュー・感想・評価

3.1
絵柄も音楽も不気味。舞台は地球ではないどこかの惑星。見たことのない色と形と音の組み合わせで溢れかえっていてゾワゾワしました。1973年に公開されたフランス・チェコ合作の前衛的なアニメです。

漫画家、伊藤潤二や諸星大二郎の作品に見られる独特なテイストがこの映画のものと少し共通しているようにも感じられます。本作は2人にも影響を与えていたのかしら?

ウルトラマンみたいな巨人とペット扱いの人間。知識を身につけた人間が反旗を翻し、種の存続をかけた決死の闘いが展開される。そんなお話でした。

鑑賞した晩は夢に出てきそうで寝つき悪かったです。翌朝、寝違えて首が痛かったのは、きっとこれのせい。
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