マッサージ屋2号店

ファンタスティック・プラネットのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

4.0
人間と似た種族であるオム族はそれより巨大で全身青色で目が赤いドラーク族に飼育されたり駆除されていた。
ドラーク族の知事の娘ディバによってオム族の男の子が飼育された。
その男の子はテールと名付けられた。
ディバが特殊な機械で教育を受けている側でテールも密かに様々な事を学び知恵をつける。
成長したテールは隙を見て逃げ出し、野生のオム族と合流し・・・。

フランスのSFアニメ作品。

オム族と呼ばれる“人間”が虫ケラのように扱われる世界。
かつてそのオム族が文明を築いていたという描写があるので現在よりもっと先の未来の話なのでしょう。
そういう意味では旧『猿の惑星』みたいな感じですかね。

人間への扱いを見てると、現在の人間が虫や動物に対する扱いへの問題提起という受け取り方が出来る。
ドラーク族の1週間は人間にとっての1年間というくだりなんかは、そのまま犬や昆虫にあてはまりそうですもんね。

しかしこの画風はかなり気持ち悪い(笑)
幼少期に見たらトラウマになりそう。