□見たきっかけ
フィルマークスで見つけて絵を見て興味を持ったから
○良かった点
・良くも悪くも誰もが興味を引く世界観、不気味さ、色彩、残酷さ。これほど独特な作品はそうそうない。
・美術的な意味でも美しく、魅力的な絵のタッチだと思った。こんな絵を1970年代に書いたというだけでもすごい。
・ドラーグ族のキモさだけでなく、星に生息する生き物たちがキモくていい雰囲気を出していた。
・主人公「テール」がフランス語で、地球という意味だと知り、しっかりと伏線が組まれていると思った。
・ドラーグ族の道具を利用して賢くなるという方法が新しく面白いと思った。
・人間も動物や虫に同じ仕打ちをしているのだと考えされられた。
△気になった点
・最初の視聴者に衝撃を与える勢いとは裏腹に、徐々に見慣れてしまい、それ以上の驚きはあまりなかった。
・ドラーグ族が見た目とは違い知的で、道徳的な生き物だったので、怖いもの見たさだった自分には物足りなかった。
・ドラーグ族の瞑想が必要なのは分かったが、野生の星のあのマネキン？のダンスが一体何になるのかがわからなかった。人知を超えすぎていてまさにSF。
・最後のドラーグ族と人間の交渉がなんとも急すぎて雑だった。もっと尺とって丁寧に落とせば良かったのにと思った。
