ハテナ

彼女 悪魔のハテナのレビュー・感想・評価

彼女 悪魔(1958年製作の映画)
2.3
イカれた科学者が妻の容姿を治そうとする話……嘘は言ってないよ!

まず何というか、この時代で地熱発電に着目してるところからすごい。
それに悪魔になる理由も
妻を治すために他の女性と遺伝子情報のような「何か」を交換する必要がある
→でも1:1交換しちゃうと元の妻に戻らなくなるから、返すのは動物の「何か」を混ぜてやる
→数日は動物の「何か」が作用して悪魔のようになってしまうが、『やがて本人の遺伝子情報に書き換えられるので』元のように戻れる(但し野生化した代償で記憶はなくなる)
って感じで、それなりにちゃんと理屈が通ってる上に、まあやらんとすることはわからなくもない、っていうのがおそろしい。このストーリー考えたひとは天才じゃなかろうか。

登場人物としては、小間使いみたいな中国系の男が、いい三枚目に徹している。総じて観ていて面白かった。

観た日:2022/11/15
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