ちろる

最終頁のちろるのレビュー・感想・評価

最終頁(2021年製作の映画)
3.8
コロナ禍で閉店を余儀なくされた古本屋

夫の実家が大泉学園なので、幾度となく車で通ったあの古本屋

いつか行きたいなと思ったのは、あの大きな可愛らしい文字で描かれた看板の雰囲気が好きだったから。
ジブリみたいな古本屋だねって話してた。

大通り沿いだから車は停められないから、なかなかチャンスは訪れず、まさか閉店しただなんて知らなくて、このドキュメンタリーで知ることとなった。

いつか、いつか行こうだなんてダメなんだな。

私1人が何かできることなんて少ないけど、私みたいにいつか、いつかと思っていた人たちがみんなもっと早くこの古本屋に居場所を見つけていれば、このポラン書房はまだ続けられていたのかもしれないと思うと悔しい。
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