セザンヌやマティスなどの絵画から影響を受けた韓国産の短編アニメ。生命の誕生の話。
油絵のアニメーションとSEが効果的に使われている作品でした。今作はタイトルの通りアンリベルクソンの本から影響を受けていますが、それだけではなく絵画やジョルジュシュヴィッツゲベルなどの作画を彷彿とさせるところもあり、良い意味でちゃんと芸術をしていたと思います。最近微妙な短編アニメをよく見ているからか、今作のレベルはなかなか高く感じました。スタッフを見ると韓国の方や日本人だけはなく、中国の方も結構いたので、アジアの優れたアニメーターがたくさん参加していたのかもしれません。