素晴らしかった。末期癌39歳の演劇学校の教師(ブノワ・マジメル)、母親(カトリーヌ・ドヌーヴ)、実際の癌専門医(ガブリエル・サラ)、献身的な看護師(セシル・ドゥ・フランス)…熱演!
幽斎さん、オス…
このレビューはネタバレを含みます
好みは分かれそう。私は好き。
死は誰にでも平等に訪れる。
それでも、心の準備なんて簡単にはできない。
末期癌を宣告された39歳の主人公とその母親が
不安や動揺、悲しみと向き合いながら、限られた時間の…
大切なことがたくさん詰まってた。
大袈裟な演出やセリフはなく、ただ淡々と静か。
なのに細かい機微は充分伝わった。
素晴らしいのは医療体制でしょう。
まるで今自分がカウンセリングやケアを受けている…
先日、学生時代の後輩で余命宣告を受けて緩和ケア病棟に入院した友人の見舞いに行ったばかりだったので、色々と感情が揺さぶられる場面があった。
彼は、どんな治療や努力も意味を成さない無力感と、今後やって…
神はなぜ
人の命をその手に採る
まるで野イチゴを摘むように
神は与えているのか
愛する人を奪われてゆく
神の子の試練を
何を言えばいい?
そんな覚悟
端から持っていないよ
どうせ摘むなら…
wowow
余命を知って生きることは恐怖感、絶望感を抱くのだろう,想像するにも辛い。
人生を振り返り、やり残したことをしようと前向きな気持ちが生まれることは幸せな時間なのかもしれない。
年齢的…
© Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE