このレビューはネタバレを含みます
ブノワ マジメル演じるすい臓がんステージ4を宣告されたバンジャマンとカトリーヌ ドヌーブ演じるその母クリスタル。化学療法開始からバンジャマンを見送るまでを描く。
お涙頂戴では決してなくエンターテイ…
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めっちゃ良かった👏👏
自然でわざとらしさがない。洗練された匠の技?フランス式職人芸?映画の中で、演技の授業が出てくるので、演技って、俳優って、本当にすごいよな、演技が上手いとかいう次元じゃなくて、と…
癌患者が死を迎えるまでのドラマを、淡々と明るく描く良質な人間ドラマ。担当医のヒューマニズム溢れる接し方に、こういう医師に看取られたいなあと思う。
時にユーモラスで、抑制の効いたバランスの良い作品で、…
死にいく方に対峙する映画。
多くは、生きていくことの大切さを問う題材だ。
赦すことが、心を安らげるのか……。
寛容な病院があって、羨ましい。
終末期医療は、なかなか難しい。母(終末期)には、知人と…
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39歳で、膵臓がんによって、余命宣告されたブノワ・マジメル演じるバンジャマンとそれを支えるカトリーヌ・ドヌーブ演じる母親の終末医療の物語。
バンジャマンが演劇学校の教師で、熱心に生徒に教える姿…
終活の決定版。
余命が迫った者に必要なのは嘘の希望ではなく、認識できる時間。限られた時間で旅支度を済ませ、来るべき日に迎える。人生を見つめ直しながら衰弱するブノワ、愛情と悲しみの両面を見せるカトリー…
病院のドクターと患者の距離感がとても近くて日本にもこんなお医者さんいるのだろうかと思った。
看護師さんの眼差しが印象的。
映画なのだけどドキュメンタリー観ているような色々考えさせられるストーリー…
演劇学校の講師として十分すぎるほど色んなことを教えて生徒からも尊敬されてるのに、39という早すぎる死期を前に「何も残せていない」と認知の歪みを爆発させる主人公がリアルだったな。
きっと若くして死…
赦す
赦して
ありがとう
さよなら
愛してる
最期にこの言葉を伝えられる相手が
いるということ…。
旅立ちは誰だって孤独だ。
死を受容し 全うするまでの過程、
そこまでの道標を照らす医…
© Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE