このレビューはネタバレを含みます
劇場の掲示に記事があって読んだ。
印象的だったのは、
「がんになったことを恥じているか」
「自分の病気を親や子どもに盗まれている」
バンジャマンの職業は「名もなき俳優」「教師」なるほど演劇の先生でした。
演劇の指導のシーンはガツンときて目が覚めたフランス語はネムイ。面白かった、二度と会えない別れのエチュード。
看護師さんたちのミーティングも。一言で表すなら。私なら「自由」かな?
死ぬときを決めるのも患者だと。バンジャマンの最期もお母さんが少しの間化粧室に行ってる間にだった。自分が選んだのかな。
ずっと自分を責めてきたバンジャマンが息子さんに会えることはなかった。息子さんの歌が沁みた。上手。
ジュテームの国フランス
少し理解し難いというかびっくりしたのは、母が息子を赤ちゃん抱っこする、怪力っぷり!?と、看護師との愛「秘密」。
ドクターは実際に癌専門医の方なんですね。素晴らしいです。
泣ける映画ではなく、パンチの効いた死を見つめる映画で、哲学的だなと思った。
「存在感」とは 生徒たちにどのように伝えたかったのか。お芝居の学生たちはみんないい顔してたな。
赦して 赦す 愛してる ありがとう
さようなら