観てよかった。
いろいろな映画を見るのは、単に楽しい時間を過ごしたいからという時や人生について考えたくて参考になるかもという時もあるが、まさにその後者タイプの映画。
日本人のメンタリティとは違う面…
思いがけず良い映画だった。
言葉のひとつひとつがやけに重いし、
病棟のシーンがとてもリアルだったので公式サイトを見てみたら…
主治医のドクター・エデは本物のお医者さんだったのですね。
しかも終末ケア…
余命宣告された演劇教師。
終末期の日々を描く。
病床主人公は誕生から一度も会わずにいる息子への自責の念に苦しむ。
過剰な愛を責められ、悔やんでも思いが空回りする母をカトリーヌ・ドヌーヴ。
印象深いの…
もの凄く良かった。そしてもの凄く重たかった。クリスタル役のカトリーヌ・ドヌーヴがお母さんに見えない、が第一印象でした。膵臓ガンで余命が短いと宣告された演劇教師の息子のバンジャマン(ブノワ・マジメル)…
>>続きを読む劇場公開でマークしていたのに、
結局スルーして観なかったやつ。
末期癌を抱える中年男性と、
それを看取る母の話…
かと思いきや、実は違った。
邦題「愛する人に伝える言葉」も主題ではなく、
「死と向…
思いのほか良作だった。
静かに深く心に沁み、何度も何度も涙が流れた。
カトリーヌ・ドヌーブとブノワ・マジメル共演。ガンで余命宣告を受けた男とその母が、残された時間の中で静かに死と向き合い、同時に生…
このレビューはネタバレを含みます
最期の時をどう過ごすか、どう死んでいくのか、否応なく考えさせられる。ガン末期のドラマを安っぽいドラマにさせないのは、本人、母親、周りの人達の心情や心の変化が丁寧に描かれていて、何よりも寄り添う医師役…
>>続きを読む最後まで、細部まで創り込まれた
「こういう映画に出逢いたい」と思った作品。
ネクタイを替える人柄の良い人格者の主治医ドクター・エデを実際にガン専門医であるガブリエル・サラが演じたという。
「赦して…
主治医を演じた男性は本物の終末医療の先生で演技は初めてなのだという。ドヌーヴとマジメル親子の物語ではあるのだが、この主治医の映画における存在感と意味はとても大きい。医師や看護師を集めたミーティングで…
>>続きを読む© Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE