このレビューはネタバレを含みます
スーパーボウルのハーフタイムが中心っていうより、映画「ハスラー」の賞の行方が中心だった気がする。もちろん繋がっている、といえば繋がっている、、、かなあ。
ラティーノやヒスパニックが差別されていることに異は唱えないけれど、アカデミー賞を、ゴールデングローブを逃したのはやっぱり彼女の実力だ。ハスラーは未視聴だけど彼女の演技が素晴らしいと思ったことは、ないかなあ。
どこかの批評に書いてあったけれど「彼女は優れたパフォーマー」であり、それ以外ではない。ダンスも踊れる、歌も歌える、演技もできるが、それら全てはパフォーマーを中心にしている。
その意味ではやはりスーパーボウルのハーフタイムは彼女向きであり、最高のステージだった。単なるフットボールの試合の合間のただの踊りが立派なショウになったのは彼女だからこそ。
あのショウは確かにわたしも訴えを感じた。マイノリティの叫び、女性の強さと美しさ、アメリカの中のラテンいろんなものを盛り込んで、それでもエンタメとして成立させた素晴らしいショウだったと思う。
過激な訴えだったけれど、あのステージ1発でジェニファー・ロペスを象徴している。
しかし、フットボールのハーフタイムをあんなに私物化しても良いんだろうか? エンタメに振っているとはいえ、個人の考えをガツンと発表するって、、、まあだからこそすごく印象に残っているのだけど。