とにかくデヴィッド・ボウイの姿がかっこよかった。
編集がおもしろい。
芸術家であり冒険家であり哲学者なんだなぁ。
声が優しい。
折衷主義と言ってたのに納得した。
変化を厭わず恐れない。
どこにでも住める。坂本龍一さんの「何人でもないコスモポリタンでありたい」という言葉を思い出した。
「その靴は？」の問いに「ただの靴さ」と答える予告が印象的。自らを問われると、「ただの存在物だ」と答えるだろうか。
常に真ん中にいようとしない。
きっと多数のど真ん中はボウイにとって居心地がよくなくて、ちがう場所なのだろう。
キャンバスの自分。ボウイ自体がアートだ。
戦メリのデヴィッドボウイの存在感と美しさは唯一無二ですね。
デヴィッドボウイのドキュメンタリー映画というよりは、デヴィッドボウイが素材のアート作品のようだった。音楽がというよりもどういう人だったのかをもっと知りたくなった。
古い映像素材なので仕方ないけど、美しい映像で見たかった気持ちがつのる。振動が常に凄かった！
爆音映画祭にて
