マレーボネ

マッド・ハイジのマレーボネのネタバレレビュー・内容・結末

マッド・ハイジ(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

『マッド・ハイジ』まあおもしろかった……!

復讐鬼と化したハイジが独裁者に反旗を翻す、っていう、発想としては小学生がノートに筋肉ムキムキのドラえもんの落書きしてる、みたいな内容ではあるんだけど、思いの外丁寧に作ってあるので憎みきれない魅力があった。

黒人イケイケ陽キャペーターとピロートークしてるハイジ
違法チーズ
北朝鮮みたいなスイス
赤いバスローブとスイス国旗のビキニパンツ履いた大統領
上半身裸のメイド
熱々チーズ拷問

開始10分で次から次にネタが飛び出してくる感覚はとても楽しかった。
「企画会議盛り上がったんだろうな〜」とか考えてほっこりした。

ただ、後半は明らかに失速してた。

修行シーンを経てのバトルは見せ場のはずなのに、もっさりした挙動でグチャ、ザクッ、ブシューとかばっかりでアクションのカッコよさが皆無。
予算の関係なのか、やられる敵の数もかなり控えめ。(3〜5人)

せっかくあんなに盛り上げて修行したんだから、100人単位で銃乱射してくる雑魚をバッサバッサ斬り伏せていくハイジが見たかった。本当に残念。

その後の天下一武道会みたいなやつから最後までずっと同じもっさり感が続く。

最終決戦なんかゾンビみたいなやつ3体と大統領の4人だけで、ほぼオジイ連合の銃で全員即死だったもんな……。
あれでおじいさん致命傷もらってたの、意味不明すぎて笑ってしまった。酷い笑

後半失速せず、最後までバカバカしさ満点だったらな〜。ちょっと残念。
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