日活ロマンポルノ50周年記念プロジェクト、ロマンポルノ・ナウの3作目。
「手」
「愛してる!」
と女性ウケする2作に続き〆となった今作はどちらかと言うとコテコテ。
トラウマ、不倫、LGBTQ、不妊、と盛り込んでいるが男性向けなのかな?という印象。
きっとこういうのがいわゆるピンク映画なんだと思う。
展開も読めてしまうしリズム感が単調。
そしてまったりと濡場が入るが、女性目線では「?」と思う方は多いと思う。
AVで仕上がったメンズが、いざ女性とそういう場面になると思ったような反応が得られず、相手からはフラれる💦といった結果になるコソコソエンタメ教科書のような濡場。(松阪桃李主演・娼年同様)
こんな相手なら私なら殴る𐤔𐤔𐤔
ヒロインのキスシーンからピンク描写までが下手。
無理に唇をあてている感じで栞さんへの好きが伝わらない。
振り切れていないのかな?と途切れてしまった。
この方は他のシーンは上手いので一般的な作品の方が良い演者さんなのだと思う。
相手役の人妻上司は好きな人には堪らない個性があり、いやらしさもあるのでこちらは問題なし。(個人的には嵌らず)
インティマシーコーディネーターが入った現場で指導。
日活ロマンポルノリブートプロジェクトの百合作品、ホワイトリリーと比べるイマイチ💦
ホワイトリリーのほうが美しかった。
~~~公開記念舞台挨拶~~~
金子修介監督
34年ぶりの原点回帰。
エマニエル夫人に影響を受けた。この映画はいろんなものからの解放。
小宮かずはさん
いい意味でロマンポルノという意識はしなかった。他の作品と同じ。
この役は私がダメだったら作品がダメになると撮影中もずっと思っていた。
花澄さん
普段は写真家。写真を美しいと思った監督からこのお話があった。
ロマンポルノに着地すると思わない人生だった(笑)
そんなに脱ぐのか!と最初思った(笑)
行平あいかさん
ロマンポルノのお話を金子監督からいただいて嬉しかった。まさか女子高生の役だと思わなかった(笑)
母は人気のポルノスターだった。その頃の助監督が金子監督。(聖子の太腿出演)
監督から3人へ百合の花束とメッセージのプレゼントがありました。
客席は禿げてる男性多め。
監督も注意していたけどこうなった(自信の頭髪)、との事でした。
今回は女性客少なめ。