ファズビンダーのことを書くと長くなるので、街の端っこに写っていたSUZUKIのカタナが最高ということだけ書いておきます。バイクなんて何でも良いのにカタナをチョイスするあたりがファスビンダーだと思いま…
>>続きを読む三島由紀夫の世界観を、船乗りが航海を終えて辿り着く娼婦場での物語に落とし込んで、スタジオにこれでもかと大きいセットを組み、そこで舞台劇をやった様なトコトンまでにゲイ映画。
そのセット内に六箇所ほど作…
画面がおしゃれだった。
古いという感じはない。
セット感あふれる背景と
オレンジと青緑の照明と
いかにもな見た目の俳優達と
もったいぶったセリフ
ジュネの物語は読んだ事ないけど
世界観を大事にし…
「何を」より、どう撮るかということでセット撮影がうまくいってると思う。黄昏れたライティングに人物・事物が配置されたショットの力強さ、ナレーション/モノローグの多用で、性描写は異化され、ドラマ上、表面…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ニュージャーマンシネマの旗手で37歳で夭折したライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの遺作。ジャン・ジュネの小説「ブレストの乱暴者」をもとにしている。
ブラッド・デイヴィスがいい。エロティクでほどよく…
近頃多い凸×凸映画だけどこれはゲイ映画ではないと思う。ホモ映画でもない。オカマ映画でもない。三島由紀夫が育ちが悪かったらジャンジュネになった気がするわけでこれは数少ない男色映画。ゲイは頭脳系、オカマ…
>>続きを読む観たこともないような独特な世界観。ゲイ達が集う港街、奇抜なファッションに幻想的なセットと音楽、それらが織りなす独特な世界観が何処かノスタルジックで心地が良い。ファスビンダー監督が彼自身の同性愛の恋人…
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