Evans

夜明けまでバス停でのEvansのレビュー・感想・評価

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)
3.5
「底がなくなった」

新型コロナで家も職も失った女性の姿を描いた作品

非正規雇用、腐敗した店、頼りにならない政治、誰も手を差し伸べてはくれなかった。今の日本の状況をよく描いた作品であり、声なき声、社会問題となる前の個人の問題、困窮、貧困、決して人ごとではない状況を映し出していた。

◆爆弾への展開はあまり好ましくないと思いながら、やるせないラストを迎えるための布石であり、今まで保ってきた何かが弾ける音がした。
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