終始見てるのがしんどく疲れる映画だった。悪循環がずーっと繰り返されてた。これは創作ではなく現実らしい。
沖縄だけに限った話ではない。そういう環境に生まれてしまったら簡単には抜け出せないし、本人はもちろんだが本来頼りになるはずの周りの大人でも抜け出し方を知らない。
全員が「普通」の感覚が欠如してしまっている気がした。この人たちの感覚はなかなか理解できないなと思いながら見ていたが、ひとつ違っていればわたしもああなっていた可能性もあるわけで。自分がいかに恵まれているのかと実感した。
話が進むにつれてこの描写いるかな?と思うシーンがちらほらあったので、終盤は少し間延びしてる感も否めなかった気がする。
劇中で流れる唾奇が最高だった。